新鮮に面白い有吉佐和子さん
有吉佐和子さんの絶頂期は
高校生から社会人位だったので
私が読者層というより
1936年生まれの母達世代は
よく読んでいたと思う
羽田空港で飛行中のお供に一冊と思い
手に取ったこちら
『青い壺』が面白かったので
迷わず購入
ラウンジで読み始めたら
英国航空の飛行機が!大きいなぁ
海外も早く行きたいなー
主人公 鈴木君子さんの変身願望というか
一から自分を作り上げる姿の底に
最近の親ガチャという造語が浮かんだけど
少なからず誰にも分かる感情で
全く浮世離れしていたら
ここまで読者の気持ちは掴まなかっただろう
40年前の作品でも
すごくよく分かるし
何時になく引き込まれました
君子という人間像のオニムバス仕上げで
出来れば
主人公の独白も聞きたかったけど
彼女自身も彼女のことは分からなかったかな
今の年代だから読んで面白い作家なのかも
次に何を読もうか楽しみになって来ました
佳き日になりますように🍀


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